こちらは「カトリック水戸教会(聖家族教会)/Catholic Mito Church(dedicated to the Holy Family)」のホームページです。

カトリック水戸教会の歴史

1896(明治29)年から現在までの120年以上に及ぶカトリック水戸教会の歴史を掲載しています。

カトリック水戸教会は1896(明治29)年に創設され、現在までの120年を超える歴史はおおよそ三つの時期に分けられます。水戸教会からは司祭5名、修道士1名、修道女34名の召命が生まれています。

 

第一期:草創期/パリ外国宣教会による司牧の時代

1896年(明治29年)宇都宮教区から分離、水戸教会が生まれる。
パリ外国宣教会フェルニエ神父赴任。
1902年(明治35年)教会建設。
1911年(明治44年)フロジャック神父赴任。
1912年(明治45年)新聖堂完成、聖フィリッポに捧げられる。
フロジャック神父様の母上様よりマリア様、ヨゼフ様のステンドグラスがフランスから送られ、現在も祭壇上で輝いている。

第二期:フランシスコ会による司牧の時代

1936年(昭和11年)パリ外国宣教会からフランシスコ会の担当となる。
1937年(昭和12年)ロック・カルパンチエ神父着任。ロック神父は第二次世界大戦中1914(昭和16)年から1945(昭和20)年まで外国人抑留所に拘禁された。
1945年(昭和20年)8月1日 水戸空襲、市街地の80%が焼けたが、井上伝道士の必死の消火活動により、教会は奇跡的に焼け残る。
8月17日 ロック神父、教会に戻る。

第三期:イエズス・マリアの聖心会による司牧の時代

1949年(昭和24年)7月 イエズス・マリアの聖心会担当となる。
1954年(昭和29年)10月 現在の聖堂完成し献堂式、聖家族に捧げられる。
中央聖家族のステンドグラスは、当教会信者谷島信一のデザイン。
1955年(昭和30年)6月アメリカから聖恵みのマリア像が贈られ、教会中庭で戴冠式。
1962年(昭和37年)3月 三位一体聖体宣教女会の5人のシスターが着任。
2011年(平成23年)3月 東日本大震災。
聖堂内のマリア像は床に落ちて顔が無くなり、イエス像も落ちて鼻が折れる。十字架のイエスは左足の膝から下が落ちる。祭壇の大理石も割れる。約1か月間は御聖堂が使用不能となり、信徒会館でミサが行われた。
2019年(平成31年)4月 教会ホームページ現在のスタイルに更新。